「つばさ」に格安で乗る情報まとめ
山形新幹線の「つばさ」号は、東京〜山形・新庄間を走る新幹線列車です。東京〜福島間は東北新幹線の「やまびこ」と併結し、福島〜山形〜新庄間は「ミニ新幹線」の山形新幹線を走行します。
山形新幹線にはライバルとなる交通機関が少なく、そのためか割引きっぷや格安チケットは多くありません。
ここでは、「つばさ」号に少しでも安く乗るための方法を解説していきます。
えきねっとトクだ値
JR東日本のウェブサイト「えきねっと」の会員限定のチケットです。えきねっとは誰でも無料で会員になれます。「えきねっとトクだ値」は、片道の「乗車券+指定席特急券」がセットになっています。
東京発着で山形新幹線の多くの駅に設定がありますが、「つばさ」の場合はだいたい10〜15%程度の割引率に設定されています。価格は時期により多少変わります。予約は乗車日当日の午前1:40までです。列車・席数は限定です。
お先にトクだ値
「えきねっとトクだ値」よりさらに割引率の高いチケットが「お先にトクだ値」です。基本ルールは「えきねっと」と同じですが、「お先にトクだ値」は、13日前にまでに購入しなければなりません。「つばさ」の場合は30〜35%割引になっています。「つばさ」にもっとも安く乗れるのが「お先にトクだ値」ということになります。ただし、席数はかなり少ないので、早めに予約しないと売り切れます。
週末パス
関東甲信越・南東北エリアのJR東日本エリアが乗り放題の割引きっぷ。週末のみの販売です。山形新幹線は全線がフリーエリアです。乗り放題なのは普通列車だけで、新幹線に乗るには特急券が別途必要です。
価格は8,880円で、東京~山形の乗車券に比べて片道あたり約26%割引です。特急券を含めると同区間で14%程度の割引です。
「つばさ号」の格安チケット、割引きっぷまとめ
割引率が高いのは「お先にトクだ値」です。設定区間は東京・上野・大宮発着のみで、座席数も限られていますが、「つばさ」号のチケットとしては破格です。「トクだ値」はそれほど安くありませんが、設定座席が多いので予約は取りやすいです。
そのほか、東京エリアから乗車する場合、上野駅を利用すれば、東京駅を利用するより特急料金が210円安くなります。上野東京ライン・湘南新宿ラインや埼京線を使って大宮駅から「つばさ」に乗車すれば、さらに特急料金が安くなります。