ホテルに安く泊まる方法
ホテルに安く泊まる方法はいくつかあります。いまどき、ホテルの「定価」で泊まるもいないでしょうが、「格安」で泊まるにはそれなりの努力とコツが必要なのも事実。ここでは、じっくり解説しましょう。
宿泊予約サイトを使うのが基本
ホテル予約をする場合、まず宿泊予約サイトを使うのが基本です。国内旅行のおもな宿泊予約サイトは、以下のとおりです。
宿泊予約サイトでは、自分の宿泊予定日で検索すれば、さまざまなホテルが出てきます。ホテルは割引プランを提供していることが多いので、ホテル探しに手間をかけたくない人は、この時点で安いプランを探して予約をしてしまうのがいいでしょう。
「早割」でとりあえず予約をする
宿泊予約サイトでは、早期予約に対する割引をしています。呼び方はさまざまですが、「早割」という呼称が一般的。「宿泊の●日前まで予約可能」という条件での格安のプランです。基本的には、予約時期を前倒しするほど安くなるので、宿泊日が確定しているのなら、早割を活用するのはお得です。
早割の予約でキャンセル料を気にする人もいます。しかし、宿泊予約サイトの早割では、キャンセル料が直前までかからない設定になっているケースも多いです。
ですので、とりあえず予約しておいて、さらに安いプランが後で出てきたらキャンセルする、という方法もあります。そのためには、クレジットカードなどによる事前決済の必要のないプランを選ぶと、払い戻しの手間などがかからなくていいでしょう。
「直前割」「当日限定」を狙う
宿泊予約サイトでもっとも安いのは、「直前割」。なかでも「当日限定」プランは激安が多いです。直前まで埋まらなかった部屋を、空けておくよりはいい、という判断で販売されていますので、通常の宿泊料の半額以下などというのも珍しくありません。旅慣れた人は、こうした「当日限定」を狙ってその日まで予約しなかったりするものです。
とはいえ、連休中など混雑時に「当日限定」を狙うのはキケン。満室でどのホテルにも泊まれなくなるリスクがあるからです。シングルならまだしも、ツインなどはなかなか空きがでにくいので、一人旅以外では繁忙期に「当日限定」を狙うのは考えものです。
クーポンを活用する
最近は宿泊予約サイトの競争が激しくなってきたためか、「クーポン」が頻繁に出されるようになりました。
たとえば1000円のクーポンを使って宿泊予約サイトで予約すると、どのホテルに泊まっても1000円割引になる、というシステムです。
こうしたクーポンは、宿泊予約サイトのメルマガ会員に配られたりするのが一般的。ですから、無料のメルマガ会員になっておくのはお勧めです。最近は「るるぶトラベル」でのクーポンが増えています。また、「じゃらんnet」では、雑誌「じゃらん」にクーポンが掲載されたりすることもあります。
それ以外のサイトでも、雑誌やウェブの広告にクーポン番号が貼ってあったりすることもありますので、見つけたらメモしておきましょう。
キャンペーン、セールを活用する
上記の「クーポン」に加えて、最近は「1円宿泊キャンペーン」などのセールも増えてきました。外資系の「エクスペディア」がよく実施しています。
「1円」のように極端な価格のキャンペーンやセールは部屋数限定でなかなかゲットできませんが、25%オフなどのキャンペーンなら比較的空室を確保するのは簡単です。
ただ、ホテルの「定価」というのはあってないようなものなので、「●%割引」などといっても額面通り信じずに、絶対的な価格の高さ、安さを感じ取るようにしましょう。
こうしたキャンペーンやセールは、主にメルマガ会員限定か、各宿泊予約サイトの上級会員にメールで送られます。
ホテルサイトの「最安値保証」を利用する
キャンペーンやクーポンなどのセール価格を別にすると、普通に予約する場合では、そのホテルの自社サイトから予約すると、安い価格のプランが出てくる場合もあります。
自社サイトからの予約を「最安値保証」しているホテルも少なくありませんので、宿泊予約サイトで予約する前に確認しましょう。
最後は電話交渉も効果アリ
当日予約の場合などは、実は電話で予約すると安くなることがあります。「宿泊予約サイトで●●円になっているけれど、もう少し安くならないか」と交渉します。
ホテルとしては、宿泊予約サイトへの手数料を節約できるならと、若干の値下げに応じてくれる場合もあります。
チェーン系よりも、オーナーがフロントにいるような小さなホテルのほうが交渉に応じてもらいやすいといえます。
列車・飛行機+ホテルをセットで予約
列車や飛行機で出かけてホテルに泊まる場合は、セットになったパッケージツアーなどを予約すると安く泊まれます。列車や飛行機の往復運賃より安いツアーもありますのでチェックしましょう。ＪＲとのセットは「日本旅行」、飛行機とのセットは「楽天トラベル」や「
るるぶトラベル」が豊富です。
