東京〜沼津はこうすれば安く行ける！

東京〜沼津を安く行く方法を考えてみましょう。東京〜沼津間の旅行には、JRの東海道新幹線や、JR普通列車、高速バスなどの選択肢があります。定時性重視なら東海道新幹線ですし、手頃な価格なら高速バスです。

ここでは、東京〜沼津を安く行く方法をご紹介しましょう。

JR東海道新幹線を利用する

東京〜沼津を速く移動するなら、JR東海の東海道新幹線を利用するといいでしょう。沼津に新幹線駅はありませんが、隣市の三島に駅があります。東京～三島を新幹線、三島～沼津をJR普通列車と乗り継ぎます。三島駅に停車するのは「こだま」号と、一部の「ひかり号」です。

所要時間は東京駅～沼津駅が約1時間10～20分です。正規料金は普通車指定席が4,600円、普通車自由席が4,070円で、「ひかり」でも「こだま」でも価格は同じです。

東海道新幹線の格安チケットはあまりありませんが、東京～三島間に新幹線回数券が設定されています。6枚綴りで22,380円、1枚あたり3,730円です。これに三島～沼津間の運賃190円が別途かかりますので、合計で3,920円となります。金券ショップでは、これより100円程度安くばら売り回数券を販売している店もあります。

沼津駅や三島駅発着の「ぷらっとこだま」はありません。このほかは、エクスプレス予約などの会員制チケットや学割以外に、新幹線の割引きっぷはありません。

• 新幹線普通車指定席　4,600円
• 新幹線普通車自由席　4,070円
• 新幹線回数券+三島～沼津普通乗車券　3,920円（1枚あたり）

JR普通列車を利用する

JR東海道線の普通列車で、東京～沼津間を移動することもできます。東京～熱海～沼津と乗り継ぎます。新宿から湘南新宿ラインを利用した場合、小田原駅での乗り換えもあります。東京駅～熱海駅～沼津駅と乗り継いだ場合の所要時間は約2時間15分です。価格は2,310円です。

青春18きっぷ1回分は2,410円なので、東京～沼津間の移動に青春18きっぷを使う意味はありません。

小田急+JR東海道線を利用する

普通列車を乗り継ぐ場合は、小田急で新宿～小田急、JR東海道線で小田原～熱海～沼津と乗り継ぐ方法もあります。

所要時間は約2時間40分～2時間50分で、JR東海道線の横浜経由に比べると、多少時間はかかります。運賃は小田急線900円、JR線770円で、合計1,670円です。

小田急とJR御殿場線を乗り継ぐルートもあります。新宿～新松田が小田急、松田～御殿場がJR御殿場線です。小田急新松田駅とJR松田駅は隣接していて乗り換えは容易です。

このルートは1,650円で、小田原乗り換えより少しだけ安くなりますが、御殿場線の運転本数が少ないので、ご利用の場合は時刻表を予め調べておくことをおすすめします。

高速バスを利用する

東京～沼津間の移動では、高速バスもあります。富士急が東京駅～沼津駅北口間を運行しています。ただ、運転本数は少ないので、利用する場合は計画的に。所要時間は約2時間30分です。

価格は2,200円で、全日2枚回数券（得ダ値きっぷ）が3,900円（1枚あたり1,950円）、平日2枚回数券（得ダ値きっぷ）が3,200円（1枚あたり1,600円）です。

• 正規価格　2,200円
• 2枚回数券　1,600～1,950円（1枚あたり）

高速バス+JR御殿場線を利用する

東京～沼津間の高速バスは少ないですが、バスタ新宿～御殿場駅間の小田急高速バスの運行本数は豊富です。そのため、新宿～御殿場を小田急高速バス、御殿場～沼津をJR御殿場線と乗り継ぐ方法もあります。所要時間は2時間30分～3時間程度です。

価格は、新宿～御殿場が1,710円、御殿場～沼津間が420円で、合計2,130円です。

東京～沼津間を安く行く方法まとめ

東京～沼津間の移動で安さににこだわるなら、小田急+JR東海道線の乗り継ぎでしょう。2時間半以上かかりますが、1回あたり1,670円で移動できます。御殿場線経由だとさらに安くなりますが、所要時間や運転本数を考えると、小田原経由がいいでしょう。小田原経由なら運転本数も多くて便利です。ただし、東京駅ではなく新宿駅発着です。

所要時間ならJR新幹線です。自由席でも4,000円程度と高いですが、1時間あまりで到着できるスピードは魅力です。