大阪〜京都を安く行く方法

大阪〜京都はこうすれば安く行ける！

大阪〜京都を安く行く方法を考えてみましょう。大阪〜京都間の旅行には、JR東海道新幹線、JR京都線（新快速・快速など）、阪急京都線、京阪電車などの選択肢があります。速く行くなら新幹線ですし、手頃な価格なら阪急や京阪電車です。

ここでは、大阪〜京都を安く行く方法をご紹介しましょう。

大阪〜京都間の移動で便利なのは、阪急電車です。大阪は梅田、京都は烏丸や河原町発着なので、両都市の中心部を直結します。

梅田～河原町の所要時間は特急で約43分。JRの新快速より時間はかかりますが、京都の中心部に乗り入れているので利便性は高いです。運賃は400円と手頃です。桂駅の乗り換えで、嵐山への利便性も高いです。

阪急電車に割引で乗るには、かつては時差回数券や土休日回数券を利用するのが王道でした。しかし、紙の回数券は2018年10月に廃止されたので、現在はカードタイプの回数券しか使えません。金券ショップのばら売りはなくなりましたので、自分で使い切れる人向けです。

時差回数券16.7%引き、土休日回数券が28.6%引きです。時差回数券は12回分か6回分（ハーフ）、土休日回数券は14回分か7回分（ハーフ）です。

そのほか、春・秋の観光シーズンなら、「京都・嵐山1dayパス」もおすすめです。阪急電車と嵐電全線と京都バスの嵐山エリアが乗り放題になります。

阪急電鉄では株主優待券も発行しており、金券ショップで購入可能です。ただ、1枚450円ほどで流通しているので、大阪～京都間では割に合いません。

大阪の淀屋橋や京橋から京都の四条、三条、出町柳などを結ぶのが京阪電車です。淀屋橋～出町柳間が特急で54分、480円。淀屋橋～祇園四条間が49分、420円。京橋～祇園四条間が特急で41分、410円です。

京阪特急にはプレミアムカーが連結されており、着席保証でゆったりと移動することもできます。大阪市内～京都市内間は500円の料金が別に必要です。

・京橋～祇園四条　400円
・プレアムカー（指定席）料金　500円

京阪では株主優待券も発行しており、全線乗車可能です。金券ショップで1枚400円くらいで流通しています。淀屋橋～出町柳を全線利用する場合に、おトクになることもあります。

大阪～京都間では、JR京都線の新快速が速くて便利です。29分、570円です。かつては回数券がありましたが、現在は廃止されています。

JR京都駅は、京都市中心部からは離れていますので、四条通周辺へ行く場合は、地下鉄やバスに乗り継ぐ必要があります。それを含めると、価格面、時間面のいずれでも、阪急に及ばないこともあります。

新大阪～京都間には、東海道新幹線も走っています。所要時間はわずか13分。自由席を使った場合の運賃と特急料金の総額は1,440円です。新大阪発着でも大阪発着でも同額です。

値段は高いですが、着席もしやすいですし、新大阪駅へのアクセスが便利な御堂筋線沿線から京都に向かう場合などは、選択してみてもいいでしょう。

大阪難波から、近鉄奈良線、京都線を経由して京都に行くという方法もあります。ただ、大和西大寺で乗り換えて所要約1時間30分、運賃960円です。

いったん地下鉄などで梅田や淀屋橋へ出て、阪急や京阪、JRを使った方が早くて安いです。

大阪駅～京都駅は、上述の通り片道570円で移動できますので、往復でも1,140円です。青春18きっぷは1枚あたり2,410円ですので、この区間で青春18きっぷを利用する価値はありません。

大阪～京都間を移動する場合、「大阪のどこから」「京都のどこまで」（またはその逆）によって価格が異なります。梅田近辺～四条通近辺なら阪急が安いですし、梅田近辺～京都駅近辺ならJRが速くて安いです。。

わかりにくいのが、難波から北大路に行く場合など、電車1本で行けない区間です。大阪と京都の地下鉄代を加えて、どのルートが安くなるか調べる必要があります。

そういう場合でも、大原則としては阪急を使うと安いことが多いです。京都駅近辺に行く場合はJR、三条や出町柳、あるいは京橋や淀屋橋近辺を利用する場合は京阪、といった使い分けになるでしょう。