本州〜九州のフェリー「全リストと利用術」
本州と九州の間にはさまざまな会社のフェリーが就航しています。それらフェリーの路線と所要時間、上手な利用術などをご案内します。
東京(有明)〜徳島〜北九州(新門司)
オーシャン東九フェリーが毎日運航しています。往復とも2泊3日の行程で、所要時間34時間。時間はかかりますが、東京から九州へダイレクトにアクセスできる貴重なルートです。
横須賀〜北九州(新門司)
東京九州フェリーによる、2021年7月就航の新航路です。片道約21時間で横須賀と北九州を結びます。
大阪(南港)〜北九州(新門司)
名門太平洋フェリーが毎日2便運航しています。所要時間13時間。
大阪(泉大津)〜北九州(新門司)
阪九フェリーが毎日運航しています。所要時間は13時間。
神戸(六甲アイランド)〜北九州(新門司)
阪九フェリーが毎日運航しています。所要時間13時間。
神戸(三宮)〜宮崎
宮崎カーフェリーが毎日運航しています。所要時間13時間。
大阪(南港)〜別府
フェリー「さんふらわあ」が毎日運航しています。所要時間12時間。かつての関西汽船のルートで、関西圏〜九州を結ぶ代表的な航路です。
神戸(六甲アイランド)〜大分
フェリー「さんふらわあ」が毎日運航しています。所要時間12時間。
大阪南港(南港かもめ埠頭)〜志布志
フェリー「さんふらわあ」が毎日しています。所要時間16時間。関西エリアから鹿児島県にダイレクトアクセスできる航路です。
画像:さんふらわさつま ジャパンマリンユナイテッドプレスリリースより
徳山〜竹田津
周防灘フェリーが1日5往復運航しています。所要時間2時間。山口県と大分県をショートカットする航路です。
本州〜九州のフェリー利用術
本州〜九州のフェリーは、関西と東九州を発着点とするものが多いです。そのため、大阪・神戸〜北九州・大分を結ぶフェリーは価格も安く使いやすいです。
この区間のフェリーではインターネット割引など、誰でも使える割引プランを用意していることが多く、割引率も高いので、定価で予約する前に割引価格を確認しましょう。学割も使えるフェリーが多いです。
インターネット割引適用で、大阪・神戸〜北九州がだいたい5000円台〜です(車両航送料金別)。乗用車航送代含めて2万5000円程度のプランもあります。使いやすい価格ですし、夜行で眠るにも十分な時間です。
東京から九州へフェリーを使う場合は、2021年7月就航の東京・九州フェリーがおすすめです。オーシャン東九フェリーは徳島経由便なので、率直にいって時間がかかりすぎ、実用にはあまり向きません。
東京から九州へクルマ・フェリーで行く場合は、東京〜大阪・神戸間を高速道路を使い、大阪・神戸〜九州をフェリーにする方法もあります。