JR回数券のしくみ
JRの回数券は11枚綴りの乗車券セットです。10枚分の価格で購入できますので、割引率は約9%です。営業距離200km以下の任意の区間で販売されています。京阪神地区など一部の区間では、より割引率の高い昼間専用の回数券も販売されています。有効期間は原則として3ヶ月です。
ここでは、JRの回数券の使い方、価格、使用期限や、払い戻しのルールについてご説明しましょう。
広告
回数券とは?
JRの回数券はいくつか種類がありますが、ここでは基本的に「普通回数乗車券」のご案内をします。普通回数乗車券とは、通勤・通学に使うような在来線で利用できる回数券です。1枚ずつ切り離して利用できます。
普通回数乗車券(回数券)は、営業キロ200km以下のJR線の任意の区間で発売されます。お好きな駅からお好きな駅まで購入できるということです。利用区間の両端の駅で購入できます。
このほか、JR西日本では「昼間特割きっぷ」という時差回数券を販売しています。これについても説明します。
回数券の価格
普通回数乗車券の価格は、利用区間の片道運賃10回分の価格です。その価格で11枚綴りです。
JR西日本が販売している「昼間特割きっぷ」は、12枚綴りで、利用区間によって価格が独自に設定されています。
回数券の使用期限
回数券の使用期限は原則として3ヶ月です。
普通回数券の基本ルール
- 11枚つづりで販売されます。
- 価格は10枚分の値段です。
- 1枚ずつ切り離して利用できます。
- 途中下車、乗車区間の変更はできません。
- 乗り越しした場合、運賃は打ち切り計算になります。
- おとなの回数券1枚でこども2人まで利用できます。
- 3カ月間有効。
広告
昼間特割きっぷの基本ルール
- 12枚つづりで販売されます。
- 設定区間は京阪神エリアの特定区間のみです。
- 価格は区間ごとに決められています。
- 1枚ずつ切り離して利用できます。
- 平日は10時〜17時のみ、土休日・年末年始は終日利用できます。
- 途中下車、乗車区間の変更はできません。
- 乗り越しした場合、運賃は打ち切り計算になります。
- おとなの回数券1枚でこども2人まで利用できます。
- 3カ月間有効。
回数券の払い戻し
回数券は、使用開始前で有効期間内の場合、1セットあたり220円で払い戻せます。1枚でも使用を開始してしまった場合、払い戻すことはできません。