「つばめ」に格安で乗る情報まとめ
九州新幹線の「つばめ」号は、博多〜鹿児島中央間を走る新幹線列車です。各駅停車タイプで、九州新幹線内の各駅に停車します。「つばめ」号は高速バスとの競合が激しいため、「つばめ」号に安く乗れる割引きっぷや格安チケットが設定されています。
「つばめ」号の紙の割引きっぷは2枚単位で販売していますので、駅窓口で手軽に買えます。金券ショップではあまり扱っていません。また、山陽新幹線などにある6枚つづりの回数券は、九州新幹線にはありません。そのため、こうした回数券も金券ショップでは販売されていません。
ここでは、「つばめ」号に少しでも安く乗るための方法を解説していきます。
九州新幹線2枚きっぷ
九州新幹線を利用できる2枚つづりの回数券です。往復で利用してもいいですし、片道2回でもOKです。 博多〜熊本で通常運賃料金から21%程度の割引になります。区間により割引率は大きく異なります。有効期間が1ヶ月あり、使い勝手のいいチケットです。
博多から筑後船小屋、新大牟田、新玉名、熊本、新八代、新水俣、出水、川内、鹿児島中央との間に設定があります。金券ショップで販売されている格安チケットは、おもにこの2枚きっぷのばら売りです。
九州新幹線日帰り2枚きっぷ
「九州新幹線日帰り2枚きっぷ」は、博多発着で新鳥栖~新玉名間の各駅に設定されています。新幹線を使って日帰りで利用すると、格安になるきっぷです。区間によりますが、約25~29%の大幅割引が受けられます。設定区間が限定されていますし、日帰り往復という制約もありますが、条件があえば格安の新幹線チケットです。
九州ネットきっぷ
JR九州インターネット列車予約サービスで購入できるネット限定の片道きっぷです。当日予約可で最大30%程度の割引になります。区間・列車・席数などは限定。駅の窓口での販売はありません。
九州ネット早特
九州ネットきっぷの早割版です。「九州ネット早特3」と「九州ネット早特7」があり、それぞれ3日前、7日前までの発売です。最大40~50%の大幅割引です。
なかでも「九州ネット早特7」は割引率が高く、手軽に九州新幹線に安く乗るには、とてもおトクです。
画像:フォトライブラリー
つばめ号の格安チケット、割引きっぷまとめ
「つばめ」に安く乗るには、「九州新幹線2枚きっぷ」の利用が基本です。九州新幹線のほとんど駅から博多までの設定があります。
いっぽう、途中駅から途中駅の利用には、2枚きっぷは設定されていません。「九州ネットきっぷ」に限っては、途中駅同士の設定も多いので、こちらを検討してみましょう。ただし、割引率はそれほど大きくありません。