福岡〜長崎はこうすれば安く行ける！

福岡〜長崎を安く行く方法を考えてみましょう。福岡〜長崎間の旅行には、JRの特急「かもめ」や、JR普通列車、高速バス「九州号」などの選択肢があります。所要時間はJR「かもめ」も高速バスもだいたい同じです。

ここでは、福岡〜長崎を安く行く方法をご紹介しましょう。

JR特急「かもめ」を利用する

博多〜長崎を速く移動するなら、JRの特急「かもめ」がいいでしょう。博多～長崎の所要時間は約2時間です。正規料金は4,930円（指定席）です。

特急「かもめ」の格安チケットは、「九州ネットきっぷ」（指定席）がお得。価格は3,150円で、JR九州のインターネット予約サイトで購入できます。そのほか、「九州ネット早特3」（3日前まで購入）という割引きっぷがあり2,550円。「九州ネット早特7」（7日前までの購入）なら2,340円です。

• 普通車指定席（無割引）　4,930円
• 普通車自由席（無割引）　4,270円
• 九州ネットきっぷ　3,150円
• 九州ネット早特3　2,540円
• 九州ネット早特7　2,340円

JR普通列車を利用する

JRの普通列車で、博多～長崎間を移動することもできます。ただし、乗り換えが1～2回発生します。所要時間は約4時間です。価格は2,860円で、手間がかかるわりに「かもめ」の割引きっぷより高いため、おすすめはしません。

青春18きっぷ期間中は、1回分2,410円で移動できるので、普通運賃よりは安く移動できます。それでも「九州ネット早特7」より高いですが。

• 博多～長崎　2,850円
• 青春18きっぷ（1回分）2,410円

高速バス「九州号」を利用する

福岡～長崎間の移動では、西鉄などが出資する九州急行バスの高速バス「九州号」も便利です。博多バスターミナル～長崎県営バスターミナルが約2時間30分。天神バスターミナル～長崎県営バスターミナル駅が約2時間10分です。長崎では大波止にも乗り入れています。価格は2,620円です。

往復乗車券は4,800円で、片道あたり2,400円です。また、4回使えるWEB回数券は8,500円で、1回あたり2,125円と格安です。また、4枚綴りの紙の回数券は8,900円で、1回当たり2,225円です。この回数券は金券ショップでばら売りされていて、2,500円くらいが相場です。

• 正規運賃　2,620円
• 往復乗車券（1枚あたり）　2,400円
• WEB回数券（1枚あたり）　2,125円

福岡～長崎間を安く行く方法まとめ

福岡～長崎間の移動で、安さにこだわるなら、高速バス「九州号」の往復乗車券かWEB回数券を買うことでしょう。往復乗車券で片道あたり2,400円と手頃です。高速バスは2時間以上かかりますが、JR特急「かもめ」と遜色ありません。福岡市と長崎市の中心部を直結してくれるのも魅力です。

青春18きっぷ期間中なら、青春18きっぷも一つの方法でしょう。ただし、値段的には「かもめ」や高速バスの割引きっぷと同程度です。また、青春18きっぷは5回分セットでしか販売していませんのでご注意ください。

定時性や快適性ならJR「かもめ」です。博多駅～長崎駅間が「かもめ」号で2時間ほど。高速バスと所要時間では大差ありませんが、鉄道ならではの安心感があります。価格も「ネット早特」なら、高速バスより少し高い程度です。