本州・九州〜奄美・沖縄のフェリー「全リストと利用術」
九州の鹿児島と奄美・沖縄の間にはフェリーが就航しています。一方、本州と奄美・沖縄を結ぶフェリーは、2017年10月に廃止となりました。最近は航空運賃も安くなったので、旅行者がフェリーを使うことが減ったのが原因です。
ここでは、九州〜奄美・沖縄のフェリーの路線と所要時間、上手な利用術などをご案内します。
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鹿児島〜奄美大島〜徳之島〜沖永良部島〜与論島〜本部(沖縄本島)〜那覇
鹿児島市から奄美・沖縄本島方面へのフェリーです。マルエーフェリーとマリックスラインがそれぞれ隔日運航しています。両者あわせると毎日運航です。
鹿児島〜名瀬(奄美大島)の所要時間が12時間、鹿児島〜那覇の所要時間が25時間です。
画像:フェリー波之上 マルエーフェリーウェブサイトより
鹿児島〜喜界島〜奄美大島〜徳之島〜沖永良部島
鹿児島市から奄美群島北部へのフェリーです。奄美海運・マルエーフェリーが週5-6便運航しています。そのうち週3便は徳之島止まりです。
所要時間は鹿児島〜名瀬(奄美大島)が17時間、鹿児島〜知名(沖永良部島)が22時間です。奄美大島は平土野にも寄港します。
本州・九州〜奄美・沖縄のフェリー利用術
関東や関西から奄美・沖縄へのフェリーは全て廃止されてしまいました。大阪からフェリーで行きたい場合は、大阪~志布志航路を使い、志布志~鹿児島間を陸路で移動するほかありません。
九州〜奄美・沖縄へのフェリーも便が限られています。毎日運航しない路線や寄港地もありますので、まずはフェリーの日程と旅行の日程を合わせましょう。
この区間のフェリーは運賃が高めで、割引も多くありません。飛行機の就航している島に行くなら、フェリーよりも飛行機の割引運賃やLCCを探した方が安く行けるでしょう。
奄美・沖縄航路でフェリーを使うのは、主にクルマやバイクを利用している人になると思います。上記のように割引は少ないので、せめて往復割引を使いましょう。
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