大阪〜徳島はこうすれば安く行ける!
大阪〜徳島を安く行く方法を考えてみましょう。大阪〜徳島には、新幹線+JR特急「うずしお」、南海電車+フェリー、高速バス、JR普通列車の選択肢があります。速く行くなら高速バスですし、安く行くなら南海電車+フェリーです。JRは新幹線を使っても時間がかかりますし、普通列車はさらに実用的ではありません。
ここでは、大阪〜徳島を安く行く方法をご紹介しましょう。
新幹線+特急「うずしお」を利用する
大阪〜徳島をJRで移動するには、山陽新幹線とJRの特急「うずしお」を乗り継ぎます。大阪〜岡山〜徳島と乗り継ぎます。
ただし、岡山発着のうずしおは本数が少ないので、ほとんどの時間で、大阪〜岡山〜高松〜徳島と2回の乗り換えとなります。このとき、岡山〜高松間は快速「マリンライナー」を利用します。このルートの場合、大阪〜徳島の所要時間が4時間ほどです。JRの正規運賃・料金は9,900円(さくら号利用)とややお高めで、格安チケットも存在しません。
大阪〜徳島には、金券ショップのばら売り回数券はありません。ばら売り回数券を利用する場合は、大阪〜岡山を購入し、岡山〜徳島は別途料金を支払います。
JRのツアーを利用する
JRを格安で利用して大阪〜徳島を移動する方法として、旅行会社のツアーを使う方法もあります。
新幹線+うずしおを使ったツアーでは、「日本旅行」が「JR・新幹線+宿泊セットプラン」をだしていて、往復新幹線と宿泊がついて1万6,000円程度から設定があります。宿泊で大阪から徳島に行くなら安いプランです。
南海電車+フェリーを利用する
大阪港〜徳島港へのフェリーはありませんが、和歌山港〜徳島港には南海フェリーが運行しており、低価格運賃があります。南海電車とフェリーがセットになった「とくしま好きっぷ2000」は、なんば〜徳島港が2,200円と格安です。大阪〜徳島を移動する最安値と言って良いでしょう。
ただし、徳島港〜徳島駅までは市内バス運賃210円が別途かかります。
高速バスを利用する
大阪〜徳島間には、高速バスが多数運行されていて、もっとも利用しやすい公共交通機関となっています。大阪〜徳島の高速バスには、JRバスの「阿波エクスプレス大阪」、阪急バスの「パールエクスプレス徳島」、阪神バスの「サラダエクスプレス」、南海バスの「サザンクロス」、徳島バスの「エディ大阪」があります。阪急、阪神、南海、徳島の4社はブランド名は異なりますが、共同運行しています。
JRバスは大阪駅発着でJRなんば駅を経由します。阪急・阪神・南海・徳島の4社は南海なんば駅発着で、阪急梅田、ハービス大阪を経由します。
大阪駅〜徳島駅のバスの所要時間は2時間半ほどです。価格は片道3,800円で、割引運賃は2,550円~です。 この区間には格安バスはほとんどありませんが、「楽天トラベル高速バス予約」で検索してみるのもいいでしょう。
JRの普通列車(青春18きっぷ)を利用する
大阪〜徳島間をJRの普通列車で旅する方法もあります。乗り継ぎ経路は大阪〜姫路〜岡山〜徳島です。所要時間は乗り継ぎ経路によって異なりますが、だいたい6時間です。高速バスよりは時間がかかります。
普通列車の運賃5,980円で、高速バスや南海+フェリーより高いので、JR普通列車を選ぶメリットはありません。乗り換えがなくて座れて安い高速バスのほうがいいでしょう。
青春18きっぷのシーズンなら、青春18きっぷを金券ショップのばら売りで買えば、実質2,500円〜3,000円で移動することができます。青春18きっぷ5枚セットを使い切れるなら、片道あたり2,410円となります。ただ、これでも南海+フェリーの割引きっぷより高くつくでしょう。