JR東日本株主優待割引券の使い方まとめ
JR東日本には、株主向けの株主優待割引券(株主優待券)があります。株主優待割引券1枚で、JR東日本エリアの運賃・料金が40%割引になります。
以下では、JR東日本の株主優待割引券の詳細について紹介します。
JR東日本株主優待券で割引になるきっぷ
JR東日本の株主優待割引券で割引になるのは、「運賃」と「料金」です。割引の範囲は以下の通りです。
【運賃】JR東日本営業路線内の普通片道乗車券
【料金】JR東日本営業路線内の片道の特急券、急行券、グリーン券および座席指定券(一列車に限る)
新幹線の場合、JR東日本の株主優待割引券を利用できるのは、東北・上越・北陸・秋田・山形の各新幹線です。JR東海が運営している東海道新幹線や、JR北海道が運営している北海道新幹線などでは利用できません。
JR東日本株主優待券のポイント
JR東日本の株主優待割引券のポイントを簡単にまとめました。
- 優待券1枚で40%割引。
- 有効期間は6月1日から翌年の5月31日までの1年間。
- 1枚の株主優待割引券を、運賃および料金のいずれか又は両方の割引に利用することができます。
- 株主優待割引の適用を受けるには、旅行開始前に駅の窓口などできっぷを購入する必要があります。
- JR他社の路線とまたがって乗車することはできません。
- 東北新幹線のグランクラスでは乗車券のみが割引の対象。
JR東日本の株主優待券の入手方法
JR東日本の株主優待割引券の入手方法は、「株主になる」か「金券ショップかヤフオクなどで購入する」のどちらかです。
株主になる場合は、100株以上を保有すれば株主優待割引券1枚をもらえます。ただ、100株を購入するには数十万円が必要ですので、優待券目当てに株主になるメリットはないでしょう。
金券ショップやヤフーオークションで購入する場合の相場は、1枚2,000円前後です。需給の関係で値上がりしたり値下がりしたりします。
JR東日本株主優待券の使い方、買い方
JR東日本の株主優待割引券を使ってきっぷを購入する場合、JR東日本の駅窓口に行きましょう。株主優待割引券が使えるのは、JR東日本の「みどりの窓口」「びゅうプラザ」および「提携販売センター」などです。
JR他社窓口、旅行会社、車内および精算窓口での取扱いはしません。一部の高機能券売機では使用できます。
駅の窓口で通常の切符を買うのと同様に行き先や希望列車を伝え、お金(またはクレジットカード)と一緒に株主優待割引券を提示します。
JR東日本株主優待券の書き方
JR東日本の株主優待券には、利用の際に記入が必要な項目があります。
「運賃」の項目には、利用する全区間の乗車駅と下車駅を、「料金」の項目には新幹線や特急の乗車区間を記入してください。
「ご乗車の券を○で囲んでください」の項目は、新幹線の指定席特急券の場合は「幹特」に○をします。不明な場合は、購入時に窓口で係員に尋ねながら記入しても大丈夫です。